ヴィーガン・ベジタイとは

ヴィーガン・ベジタイとは

 

ヴィーガンの人も、お肉を食べる人も、お魚を食べる人も、皆が美味しく、安心に食べることが出来るタイ料理です。

タイ料理教室への想い

 

21歳の時に初めてタイ料理をアメリカで食べて、その美味しさが忘れられず、タイ料理を学び、タイへ行って更に学び、現在に至っています。
こんなに美味しいものを知らないなんてもったいない、ぐらいの勢いでした(笑

ベジタイを追求していくごとにタイ料理が中国の薬膳とインドのアーユルヴェーダの影響を深く受けており、「薬食同源」を元に構成されいている料理であることを痛感し、タイ料理のハーブの効能、なぜそれを取るのか、などの説明を加えたレッスンを心がけています。

これはなかなかタイの料理学校やレシピ集では教えてくれず、タイ語が本を読むほど得意ではないので、海外の出版物(英語)を読んだり、タイマッサージを勉強する人向けの本を読んで調べたり、試行錯誤して辿り着いています。

 

ヴィーガン・ベジタイを産んだきっかけ

 

「ボーダレスなベジタイを日々の選択肢に」

タイ料理を教えて20年以上になります。

もともとヴィーガン料理に興味を持ったのは、大病がきっかけです。仕事がら栄養士の資格もあり、「普段から食事に気をつけていたはずなのに…」と大変ショックを受けました。(現在は、完治して元気です)

病後、健康への関心が高まり、世界の健康食を研究し行き着いたのが、昔から大好きなタイの北部・古都チェンマイ。ここで美味しいベジタリアン(精進)タイ料理と出会い、心を奪われました。

「肉や魚、ナムプラーを使わなくても、こんなに美味しいタイ料理ができるのか。日本でも作りたい!」

時間を見つけては渡泰し、チェンマイを中心に現地でベジタリアン・タイ料理を学びました。森の奥深くに家を建て、畑を耕し自給自足の暮らしをしている料理人から、「自然料理の作り方」「素材を活かす術」「古き良き伝統」について教わりました。

ただ、タイのベジタリアン(の多く)は殺生をしないベジタリアンであるため、卵、蜂蜜、牛乳などは摂取します。
そして、ケミカルな成分が入っている調味料を使うことが多く…。

やはり、

「ヴィーガンでもベジタリアンでもそうでない一般の方でも、誰にでも喜ばれる安心安全はボーダーレスなタイ料理を」という思いが募り、

試行錯誤をしながら、野菜やハーブを使ってオリジナルのタレやソースを作ることにしました。例えば、「シーズニングソース」の代わりに『たまり醤油+○』、オイスターソースには「きのこ+しょうゆ+○」、旨味だし代わりには『干ししいたけ+○』等々。

そしてタイ料理は、タイの伝統医学に基づき「薬食同源」であり、中国の薬膳、インドのアユールヴェーダの影響を受けて作られたものである為、特に薬膳の勉強を追求し、国際薬膳調理師の資格も取りました。

私が、研究に研究を重ね開発した美味しいヴィーガンベジタリアン料理オリジナルレシピを皆さんに共有したいと考えています。材料も調理法も、大切なのは「試してみて、自分に合うものかを見つける」ことです。きっと面白い、美味しい、そして身体に良い! と思って頂けるはず。毎日の料理の時間をもっと楽しく、そしてますます健康になっていきましょう。

   主宰者 橋本 加名子